こんにちわ。ファイブワンの浅井です。
テレビで誰かが、被災地に向けて、おっしゃってました。「がんばれとはいいません。だって今でも十分がんばってるじゃないですか。甘えてください。全力で助けますからね。」と。すごく愛があるな、その言葉って思いました。「がんばれ」って状況によっては少し残酷な言葉なのかもしれません。つまり、当事者ではなくて、われわれ周りが「がんばる」べきなんでしょう。
さてさて、お客様からの御要望をご紹介していきます。
◆パンツのベルトループを1センチ程度太くしたい。
これはわたくしもやります。スーツのパンツでというよりは、コットンパンツやコーデュロイパンツ等のカジュアルパンツで。ウエスタンなごつい目のベルトをしたいからです。
◆パンツの裾を4,5センチで折り返して(ダブルにして)、丈を短めにし(足首が見えるくらい)、裾幅を17センチにしぼり(通常21センチ程度)、そして、TOD’Sのスリップオンをあわせたい。
◆タイト目が好きだから、少しそでつつ幅(二の腕からから腕)を細くして欲しい。
これもよく相談される内容です。きっとセレクトショップのそでつつ幅がけっこう細身で、それに慣れているからだと思います。しかし、気をつけなければいけないのは、そもそもそのセレクトショップのスーツがサイズがあっていない(窮屈)かもしれないということです。また、細く見せたいからといって、サイズを小さくするとピチピチ感が出て、結果的に逆効果になることもあります。我々も、バランスには気をつけるようにしてます。
◆肩パットをしっかり入れて、袖山を高くする仕様にしたい。※袖付けを、袖高と指示してください
これはファッション誌LEONの影響があると思います。パワーショルダー系を推してますね。でもわたくしはイカリ肩なので、やっぱりナチュラルが好きです。通常の肩パットじゃなくて、毛芯パットにしているくらいです。
◆ダブルブレストの打合わせを少しまるくしてほしい。
これすごくわかります。ダブルの打合わせって四角いのが通常なので、シングルよりも着丈が長く感じるんですね、正面から見ると。でも後ろはシングル通りなので、正面にあわせると、おしり丸出しになってしまう・・・。
いい例がないので、3月号のLEONをお借りします。
っていうか、きっとLEONみて、響いてオーダーしてくれたのかもしれません。
今回は以上です。
末筆にはなりましたが、被災して亡くなられた方の御冥福をお祈り致します。同時に、復興の立役者は、自分達であると心に決めて、行動して参ります。
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