ファイブワン縫製パーツ担当 吉川
【縫製パーツ】とは
洋服が好きでファイブワンを知り入社し、今は組立て前の前身や身返し、袖の検査の仕事をしています。
先日行われた技術研修会のテーマは、「裁断」でした。
今、ファクトリーで実際に行われている作業では、柄合せの必要な生地(格子柄など)は手作業で裁断し、無地やストライプ柄はCAD入力された型をCAM(自動裁断機)で裁断をしています。
研修会では基本の型入れを教わったことで、何気なく流れて来ていたと思っていた生地も、緻密に考えられて、裁断されていることを知りました。服の顔となるラペルをどのように見せるか、服の仕上がりをイメージした上で柄の出し方=型紙の置き方を決める、まさにセンスと経験の技だと実感しました。
研修会では実際に、ストライプの生地を裁断してみました。
ストライプの生地ですが、柄があるため、一度、縫える状態に切るパーツもあれば、胸ポケットやフラップなどの小さいパーツは、大きく切って後で作る時に、柄を合わせていきます。
ストライプは、縦だけですみますが、チェックや伸びやすい生地になると、更に時間を要します。
研修会の最後には、先輩講師より、一人ずつ、「評価」を頂きました。一番、出来ているという人ですら柄合わせにおいては、課題を残す形となりました。自分は、普段はさみを持つことが無いので、はさみの使い方が、大きな課題となりました。
話を聞くだけではなく、実践することによって、一着のスーツを作る大変さがわかりました。
技術研修会に参加するたびに、課題が増えていきますが、自分の仕事に活かせるように頑張っていきたいです。
FIVEONE(ファイブワン) オーダーメイドシステム スーツ
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