こんにちは、ファイブワンです。
日曜日の午後、電車の座席に座っていると、目の前に立った男性のチノパンに何やら赤いものがチラチラ。
ポケットの下あたりなので、最初は気がつかず、よく見るときれいなロゴマークが刺繍されているのでした。
赤と緑の丸い果実のようなマーク、どこかで見た記憶があります。しばらくして「あ、ウーゼスだ」と思い当たりました。イタリアのファッションブランド「ウーゼス」(UZeS)は、いちじくの実をモチーフにした印象的なロゴマークを使用しています。
その男性のチノパンは、どうやら今年の春夏コレクションで見かけた人気アイテムのようです。涼しげなカットソーと組み合わせて、なかなかいいリラックス感でした。
春にファッション雑誌LEONに掲載され、評判になったというウワサは聞いていましたが、すっかり忘れていました。
そういえば、もう秋冬コレクションも出ているはず。そう思い、帰宅してからインターネットで調べると、ありました、ありました。
新しいチノパンはこれまでよりジョッパースタイルに近く、ゆったりしたワンプリーツ、そしてトレンドを意識してヒザから下を絞る感じのシルエットになっています。ストレッチ感のある生地なので、履き心地もゆるい感じでラクだとのこと。これはSTRASBURGOでチェックしなくちゃ、と思いました。
いちじくマークの「ウーゼス」は、注目ブランドをいくつも手掛けてきたイタリアの名プロデューサー、ガブリエッレ・パッシーニ氏のプロジェクトです。現在はカジュアルパンツブランド「ウーゼス・リバイバル」などを展開し、注目されています。
ガブリエッレ氏は、スーツ&ジャケット、ニット、パンツ、シューズといったアイテムごとに、それを得意とするファクトリーと手を結び、ものづくりのたましいで製品を生み出しています。イタリアの洗練された感性に加え、コレクション全体がガブリエッレ氏の個性でコントロールされており、いま、なにかと気になるトータルブランドになっています。
オーダースーツのファクトリーブランド・ファイブワンでキャンペーン中の新作生地、HOLLAND&SHERRYやDORMEUIL≪ICE≫などでジャケットをオーダーしてuzesとコーディネートしたジャケパンスタイルなんていうのはいかがでしょうか。
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