asano chiyukiブランド
=パーティードレスから、リゾートラインのドレスまで幅広いシーンに対応できるドレスを提案=
ドレスのデザインは着ていくシーンを設定し、素材、ラインのバランスを考え製作。ドレスアップする女性には、エスコートする男性が必ずいらっしゃいます。
そこでドレスアップする女性の横に存在する男性が着るスーツやタキシードをデザイン提案することになりました。
ドレスデザイナー浅野千幸が提案するメンズコンセプトは、ドレスのコンセプトにも共通するで「品格あるセクシーさ」。
asano chiyukiオーダースーツでは男性デザイナーにはない女性目線のセクシーラインがデザインに加わり、他にはないラインのスーツが出来上がります。
=スーツにもシーンを考え提案=
パーティーシーン、ビジネスシーン、リゾート地でのドレスアップスーツなど
デザイナー浅野千幸本人がシーンによってエスコートしてもらいたい理想男性を想像し提案することで、女性目線から好印象を持たれるスーツに。
浅野千幸が提案する気品あるセクシーラインスーツを具現化するには日本一の縫製工場ファイブワンファクトリーなくしては作れません。
asano chiyukiオーダースーツを是非1着オーダーしてみてはいかがでしょうか。
◇ドレスデザイナー 浅野千幸 プロフィール◇
1996年フランスに渡り98年エスモードパリ・オートクチュール科卒業
2001年日本帰国後オリジナルブランド立ち上げ、企業でのブランドコンサルティングを開始
2007年株式会社ミルビ設立
2009年ドレスブランドasano chiyuki設立
2010年2011年と中国開催のファッションアジアコンペにて日本代表に選出される
2011年NYでコレクションを発表
2012年TBS番組Asian Ace「アジアンエース」にドレスアドバイザーとして出演
放送日7月28日(土)、8月4日(土)24時から24時30分まで 2週に渡っての放送
ショールーム(製品に関するお問い合わせはこちらまで)
AC南青山ショールーム:お問合せ 03(6804)2949
asano chiyukiブランド取扱いショップ
ファイブワン銀座本店(オーダースーツ)※ご予約の方にはドレスもご試着可能です。
ファイブワン大阪店(オーダースーツ・ドレス)
◇お問合せ先(ファイブワン各店にお問合せ下さい)
http://www.fiveone-m.com/shoplist.html
こんにちはファイブワンです。
ロンドンオリンピックがいよいよ始まりましたね!
英国を代表する生地のひとつに、ホーランド&シェリーの高級服地があります。
ホーランド&シェリーはステファン・ジョージ・ホーランドとフレデリック・シェリーが1836年にロンドンで設立したマーチャント(織物商社)です。
今年で創立176年、これほど長い歴史を持つマーチャントは世界にも例がありません。そして、歴史が長いだけでなく、規模は英国最大、そして取り扱う商品にも高い評価が与えられています。ホーランド&シェリーが英国生地のトップブランドとして、世界の著名なテーラーで愛されているのはなぜなのでしょう。
まず、ホーランド&シェリーのプロデュースする生地が、伝統的な手法で織り上げた上質な製品であることが挙げられます。
ウールやシルクなど、その生地本来の柔らかな風合いと、弾力性のある仕上がりは特筆すべきものといえます。
この上質感は低速の織機で編まれる服地のなせる技です。
最新式の織機なら1分で約600回も緯糸を通すことができるにもかかわらず、1分で約100回しか緯糸を通せない織機を使うため、
1日に約40メートルしか織ることができません。そのかわり出来栄えは格別です。
織機の進歩はたしかに生産性を上げましたが、その代償として、生地の繊細さは失われてしまいがちです。その点、ホーランド&シェリーが扱う生地はドブクロスとして経験豊かな職人がていねいに織り上げているため、生地本来の柔らかな風合いと弾力性を持った上質な服地に仕上がります。これが英国紳士の風格にもつながります。
また、ホーランド&シェリーの生地は豊富なコレクションを誇り、ウールをはじめ、コットン、シルク、リネン、カシミヤなど幅広い種類を扱っています。素材と色柄を考えると、3000パターン以上のバリエーションを持っていることになります。この多彩さも大きな魅力といえます。
ファイブワンでも、ホーランド&シェリーの服地を取り扱っております。
その独特の感触を、実際に触れてみて、ファイブワン各店でお確かめください。皆様のお越しをお待ちいたしております。
こんにちは、ファイブワン銀座本店の矢澤です。
ファイブワン銀座本店にも、秋冬のバンチセットが入荷してまいりましたのでご紹介させていただきます。
HOLLAND&SHERRY(ホーランドシェリー)
英国高級生地マーチャントのホーランド&シェリー社は、1836年にロンドン、ボンド・ストリートにて創業され
170年の長きにわたり高品質な服地を提供し続けている、由緒正しい英国生地会社です。
ウール100%のスーツ地から、カシミヤ100%、カシミヤ混やハリスツィード、フォーマルコレクション等々、たくさん種類がありますので
そのなかからいくつかをご紹介させていただきます。
◆HS1260 INTERCITY(インターシティー)
370gms100%ウーステッドでしっかりとした伝統的な英国素材です。シックで落ち着いた色柄も多く、皺になり難い適度な重厚感を持っています。
◆HS1188 SHERRY TWEED 310gmsW100%のツィーディな生地のコレクションです。
こちらは目を惹く大柄のチェック、ウィンドーペンなどの柄やクラシックな幅の広いヘリンボーン、ホームスパンなど
バリエーション豊富にコレクションされています。トレンドのチェック柄で仕立てるオーダージャケットや
ホームスパンでスリーピーススーツをオーダーするというのはいかがでしょうか。ほかにも、写真のように鮮やかな色合いもご用意しております。
◆HS567 GAMEKEEPER TWEED W100%/480g (写真のジャケットは私物です)
◆HS1095 DAKOTA W100%/340g (Cavalry Twills)
ハンティングなどのスポーティーなシーン、カントリージェントルマン的雰囲気がビタッとはまる生地が納められた一冊です。
『GAMEKEEPER』で仕立てたジャケットにキャバリーツイルのスラックスを合わせてコーディネートしたいですね。
次シーズンはオーダースーツに加えオーダージャケットやオーダーコートも生地の選択肢が増えそうです。
伝統的な英国素材、是非ファイブワン各店の店頭でご覧下さい。
ファイブワン銀座本店 矢澤 大作
いよいよ夏到来、夏休みやレジャーシーズン、カジュアルで過ごす機会も多くなります。
お気に入りのシャツやポロシャツを楽しむには絶好のシーズンですね。
この季節、休日は、ラグジュアリーにカジュアルを着こなしたいですよね。
そんな時におすすめしたいのが、ロロ・ピアーナのシャツやポロシャツです。
ロロ・ピアーナのシャツは、イタリアではマリンスポーツの選手などもクールに着こなしています。
ラグジュアリーな雰囲気と同時に、アクティブな印象もありますし、上品なスポーツにはぴったりのテイストといえます。では、ロロ・ピアーナというブランドについて、すこしおさらいしておきましょう。
ロロ・ピアーナ本社はイタリア北西部、ピエモンテ州クアローナにあります。
近くにはカトリックの「聖なる山」として世界遺産に登録されているサクロモンテや、静かな湖水リゾートのオルタ湖があります。毛織物工場に欠かせない清流としてセジア川も流れています。ロロ・ピアーナは1936年の創業。以後6代にわたり、続いている伝統あるミルです。現在はカリスマ経営者となったセルジオ・ロロピアーナが、弟のピエール・ルイジ・ロロピアーナとともに運営しています。
主力製品は高級カシミヤ、ビキューナ、ファインウールなどで、これらは世界の一流ブランドに提供されています。
「タスマニアン」や「ザ・ウェーブ」などの生地を生産していることでも、よく知られています。 ロロ・ピアーナは「最高の製品のみを保証する」というポリシーを掲げ、
高品質原料の確保に努めています。ミルとして高級服地を提供するロロ・ピアーナですが、シャツやポロシャツなどをはじめ、
ラグジュアリーなカジュアルアイテムに着目すると、いっそう楽しみが増します。
たとえば、最高級コットン100%のポロシャツは質感も通気性も抜群。ライフシーンにあわせて着こなせるカラーバリエーションも豊富に用意されています。ロロ・ピアーナならではのシルエットも印象的です。
高原や海辺のリゾートで、お気に入りのシャツやポロシャツを着てのんびり散策する・・・そんな上質な夏を過ごしてみませんか。
オーダースーツのファイブワンは、ラグジュアリーなカジュアルのご相談にも応じます。
お気軽に遊びにいらしてください。
こんにちは
朝、目が覚めて、雨の音が聞こえると、すこしゆううつになりますね。
外出予定のある忙しい日だったりすると、なおさらです。
傘をさして、濡れながらスーツで歩くのは、できればパスしたいものです。
梅雨が明ければ、夏の夕立。
秋の長雨。
そして、ときどき台風。日本は本当に雨の多い国だと思います。
でも、「恵みの雨」という言葉があるように、
雨のおかげで、私たちはいろいろな恩恵を受けています。
通勤の途上にある街路樹も、雨上がりには見るからに生き生きしています。
私たちも雨の日を、もっと楽しく過ごせないものでしょうか。
たとえばいつものコ―ディネートをほんの少し工夫することで
雨の日が好きになれるかもしれませんよね。
そこで私が思い浮かべたのは足元の演出です。
まず、雨に日にビーンブーツを履いてみるのはいかがでしょう。
ジャケット&スタイルのハズシ技、あえてビーンブーツというチョイス。
ビーンブーツはもともとハンティングシューズとして誕生しました。
開発者はアウトドアでおなじみのL.L.Bean創業者、レオン・レオンウッド・ビーン。
初めてビーンブーツが製造されたのは1912年とのことなので、もう100年の歴史を歩んできているわけですね。
ビーンブーツは、狩りで山野を歩き回ることを想定して作られたわけですから
歩きやすく、丈夫で、当然撥水性も優れた靴ということになります。
都会の濡れたアスファルトをビーンブーツでアクティブに歩くのも、雨の日の楽しみになるのではないでしょうか。
もうひとつ、雨の日にお似合いの靴といえばチャッカブーツがあります。
チャッカというのは紳士淑女のスポーツ「ポロ」の1回を表す言葉。
ポロで使うシューズに似ているので、こう呼ばれるようになったとか。
くるぶしまでフォローされるので、雨の日にぴったり。プレーントウをハイカットにした感じですから、スーツにあわせても自然です。
ちなみに、このチャッカブーツ、
アニメの「ルパン三世」が履いている靴だというのをご存知ですか。
こんど見ることがあったら、足元に注目してくださいね。
ルパン三世のキュッと締まった足首に、チャッカブーツがよく似合っています。
と、いうことで
雨の日は、足元から演出してみては!?というお話でした。
もちろんスーツはファイブワンのオーダーメイドスーツでキメてくださいね!
・HENRY POOLE & CO(ヘンリー・プール)
・HUNTSMAN(ハンツマン)
・ANDERSON & SHEPPARD(アンダーソン・シェパード)
◇ロンドンのメイファー地区にある老舗テイラー
サビルロウの有名店をドーメルロンドン社の特別な計らいで
その全貌を視察させて頂きました!!!
スーツファクトリーの私たちに、伝統的スタイルを公開するということは、
絶対にまねできない高度な技術により自信があるからこそできること
私たちは、ひとめみてその手間暇のかけ方に驚かされました
自分たちもスーツ作りにかける手間暇は惜しむことはありません
安かろうのスーツが量産される時代に先進国であるイングランドで200年以上も有名店が生き残り、今も世界中に顧客を持ち、お客様に支持され続けている姿を見て、ファイブワン・ファクトリーが守ろうとしているスーツ作りの技術と手間暇をおしまない姿勢は、決して間違っていませんでした
2012年6月18日の午前10時
ドーメルロンドンはサビルロウの入口にあたる通り沿いに店を構え
そこで、クリス・ジェットさんがお出迎え
窓の中に見えるのがKIBOU311で南三陸に植樹した桜のイメージ
本当に感激しました
中のショールームには貴重な生地が沢山保存されており
18世紀からの洋服の歴史そのものです
今年のドーメル150周年を記念したマッターホルンブルーも拝見
◇ヘンリープールに到着
店内はヨーロッパの紳士御用達といった雰囲気
勿論聞きたいことが山ほどあり・・・質問攻めに
目の前の金色装飾をほどこしたモーニングについて
18世紀から正装として着用される洋服で
長い方はフルフォーマルでモーニングコートのようなもの
短い方はセミフォーマルでタキシードのようなものだそうです
写真の優しそうな男性職人が製作者で
金製のテープ状生地を曲線に綺麗に縫い付ける技が難しいよと
技術的なことをたっぷりと語って頂きました
その説明に私たちの通訳をしてくれたイングランド在住の友人によると
金250%の素材を使用しているとのこと(笑)
重量は30キロ以上(これも着れない)
着てみろとの誘いに値段を聞いて(ノーサンキュー)
年収より高いようですが・・・120年着れると聞いて納得
昔のものと思われてはこまりますよ・・・これが最新モデルです
そしてヘンリープールの心臓部である工房へ
ここではベテランさん2人から
「ファイブワン・ファクトリー製」のスーツについて評価を頂けることに
私が着ているのはドーメル社の計らいでお世話になることもあり
ドーメルが今年の10月に発表するセレモニアの生地
なんとビスコース・ポリのというサビルロウに着て行ってはいけない生地
タキシードの研修を目的にしている私にとって仕方のない選択
なんといわれるかと思い冷や汗ものの私に
この生地は縫製が非常に難しいのに仕上がりが丁寧で綺麗だとほめて頂き
それにパイピングにも興味津々で技術者の目線にびっくり
ファクトリーの技術に自信を深めた瞬間でした
ヘンリープールのスーツがいくらで買えるのか興味津々で聞いてみました
スリーピーススーツ 324000円から
年間1200着しか作れないので顧客の方で手がいっぱいだとか!
18世紀からの顧客リストは第一次世界大戦で一部が消滅したそうですが
ほぼすべてを大切に保管されているそうで
お客様の好みがこれを見ればすぐにわかりますと!!!
18世紀のお客様が今でも顧客として・・・子孫が通われているそうです
◇ハンツマンに到着
店内のソファには顧客と商談する姿が
ビスポークに相応しい雰囲気です
少し今っぽさというか気品を感じる店内
さすがに日本の有名百貨店でも取り扱われているだけあり
サビルロウの人気店です
世界各国の著名人が顧客に名を連ねていると
自信たっぷりの様子
上機嫌でパターン室から型紙保存室へ
そして工房に案内頂きました
ハンツマンの工房を見学できたことに感激
作りの丁寧さは折り紙つきで一着の服にかける手間暇に唖然
生地の地の目を動かないように綺麗なラインを作り出す縫製技術は
けっして人前で着て分かるものではありません
手作業の多さに私たちもうならされました
ここでも私たちの通訳をお願いした友人に大活躍頂きました
これは何を作る作業ですか?
衿を作ります・・・手ではざしをします
私たちのファクトリーでは手作業により手間暇を惜しまずに
なおかつ効率的に良い仕立てをしてお客様にご満足頂くこと
目に見えない価値を届ける理念は同じです
しかし行き過ぎた手間暇で縫製工賃が高くなりすぎることにも気を使います
サビルロウではそのようなことは無視して
見えない価値をわかるお客様だけで生き残っているようです
同じことを日本でしてみたいものです
ハンツマンのスーツの価格を聞いてみると
ジャケット 200000円から
本物のスーツであることに間違いありません
◇アンダーソンシェパードへ到着
この地域で一番の繁盛店であり
是非見たいともうしでたところクリスはOKだと交渉してみるとのことで
入口を入るとソファーでお客様がゆったりとくつろいでおられ
採寸ルームでは大柄な紳士がフィッティング中
月曜日というのに昼から大繁盛のようです!
センスの良さと気品を感じる店構え
私たちは一度入店してお客様の接客中だったこともあり遠慮して店を出たのですが・・・お店の方が出てきてお客様が是非お入り下さいとのこと
気を使われて入れてくれた英国紳士の気遣いに感謝
ワインを飲みながら優雅に洋服を仕立てる
英国らしい文化ですが日本でも少しずつ浸透してきています
ファイブワン銀座本店ではワインバーを併設した銀座さら双樹と同じフロアに
オーダーサロンを構えています
英国流のオーダーメイドスーツは今年の一押しでもあります
是非チェックしてみて下さい
そして店内を拝見したら・・・
アンダーソンシェパードの店主に一日に何着売れますかと失礼な質問・・・
1日平均10着売りますと即答
そんな大事なことを聞いてしまえる同行させて頂いた友人には感謝
◇サビルロウを手本にしたファイブワン創業者の想い
洋服を誂えるテーラーと縫製加工事業者が5軒集まり1つの会社になった事
1964年に大阪枚方の既製服団地でファイブワン工業がスタート
その理念は
「日本の洋服文化を世界レベルにすること」
サビルロウに魅せられて
ファイブワン工業を日本4大ファクトリーといわれるまでに育てた
先代社長はオーダーメイドスーツの時代が来ることを予測して
ファイブワンファクトリーをオーダーメイド中心に変えるために
サビルロウを研究しました
今回の研修で大いに成果がありました
これからも手間暇をかけることを惜しまず
ベテランから若手職人に技術を継承することにより
日本の洋服文化の発展に尽くしてまいります
ファイブワン・ファクトリー 代表 森俊彦