皆様こんにちは。ファイブワンの中吉です。
今日は新型スーツのお話です。
スーツに興味が無い人からすると‘‘どれも同じに見える’’と良く言われます。
しかし、毎日オーダースーツに袖を通す我々からすると生地の柄、質感?着丈、袖の太さなどなど、
少なからず小さなこだわりがあります。
そんなオーダースーツで一番デザインに反映されるパーツといえば
フロントの衿かと思います。
ファイブワンのお客様は、自身のこだわりをお持ちで
オーダースーツをお求めになる方が多いので
襟巾に注文が多かったりします
例えば
・もっとシャープに見せたいから肩幅を削って衿幅も細くして。。。
・LEON でみたRevivalのようなワイドラペル出来ない?。。。
などなど、
もちろん今までも襟巾の変更は対応しておりましたが、
±5mm以上でオプション代金を頂いていました。
そんなご要望に答える為、
今夏発表された新型モデルより
襟巾変更を±1cmまでにし
よりニーズに対応できるよう改善致しました。
(新型モデルのみ±1cmまでオプション代金が発生しません。)
6B×2ダブルモデルの襟巾を10.5cm→11.5cmに変更。(46サイズ)
2Bシングルピーク襟巾9.2cm→10.2cm(46サイズ)
胸周りの迫力が素晴らしいですね。
是非店頭でご覧になってください。
ファイブワン神戸店 中吉
こんにちは、ファイブワンです。
もうすぐXmasですね。プレゼントはもうお決めになりましたか。
クリスマスプレゼントから、私たちファイブワンのオーダースーツにコーディネートして、いちばんしっくりくる腕時計って何だろう、と考えてみました。
こだわりに徹したオーダーメイドスーツを着込むとしたら、ありふれた時計ではものたりませんし、袖口からのぞいたときに、さりげない存在感や美意識を感じさせる、そんな上品な一品が欲しいところです。
そうなると、ジャガールクルトを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
オーダースーツの袖口を邪魔しない、薄型ケースに端正な表情のデザインはもちろんのこと、機能性を極限まで追求したクオリティ、安心できるアフターケアなど、すべてにおいて信頼できる老舗ブランドです。
ジャガールクルトの歴史は「発明の歴史」と言っても過言ではありません。
正確に時を刻む時計の内部には、多くのアイデアと独自の技術がひしめいているのです。今回はその歴史を、すこしひもといてみましょう。
発明家で時計職人でもあったアントワーヌ・ルクルト(1803―1881)が、スイスで1833年に創立した時計製造のアトリエ。これがジャガールクルトの前身です。それまでの時計製造は、それぞれの部品や工程ごとに職人たちが家業で取り組んでいたのですが、やがてルクルトは職人を工場に集め、一貫生産をはじめたのでした。
その歴史のなかで画期的だったのは、1844年、長さの単位をミリメートルからミクロン(現在はマイクロメーター)に進化させたことでした。このミクロンを初めて測定したのは数学者でも物理学者でもなく、アントワーヌ・ルクルトだったのです。
彼は当時、世界で最も正確な測定装置を製作し、誰も誤差を検知できないほどの完璧な時計部品を製作しました。ミクロンの世界を正確に測定する技術が、ルクルトの時計づくりに大きく貢献したといえます。その後、約半世紀にわたり、彼が発明した測定装置は、各方面で長さの判定基準となりました。
1851年、初の万国博覧会がロンドンで開かれました。ここで英国のヴィクトリア女王が、ルクルトの時計を搭載したペンダントウォッチを購入します。さらにルクルトは先進的な開発実績により金メダルを受賞します。これを皮切りにルクルトは、多くの名声と栄誉を獲得しました。
1903年、アントワーヌの孫ジャック・ダヴィッド・ルクルトと、フランスのエドモンド・ジャガーが超薄型キャリバーの製作を通じて協力し、やがて生まれた友情により、1937年に現在のジャガールクルトブランドが誕生しました。本社はスイス、ル・サンティエにあります。
1931年に発売された、時計ケースが反転するモデル「レベルソ」がロングセラーとなるなど、常に他にはないオリジナリティで、人々を魅了させてくれるジャガールクルト。その主なラインをご紹介して締めくくりましょう。
◎REVERSO
80年以上の歴史を持つ定番ラインでありながら、持ち前の技術力を駆使し、ユニークなムーブメントを組み合わせています。
◎MASTER CONTROL
純粋なラウンドケースなら、このマスターシリーズ。マスターコントロール、ワールドタイマージオグラフィック、クロノグラフなど多彩なキャリバーがラインナップされています。
◎MASTER COMPRESS & DIVING
スポーツライン。ムーブメントだけでなく、画期的な発明の圧縮キーなど、ジャガールクルトらしいアイデアや発明が搭載されています。
老舗でありながら、常に新しい価値観に挑戦しているジャガールクルトなら、
伝統と革新を掲げ50年以上の歴史を持つファイブワンのオーダーメイドスーツに、ふさわしいアイテムではないでしょうか。
紳士の風格、またひとつ身に付けてみませんか。
ファイブワン・ファクトリー見学会が、11月21日、12月3日の計2回、大阪府・船場適塾さん主催で開催されました。
当初の参加者募集枠10名に対して30名の応募があり、予想以上の反響に、第2回目を12月3日に開催する運びとなりました。
見学会は、ファイブワンの歴史から始まり、スーツ作りの工程すべてを見学して頂くという、「魅せるファクトリー計画」の一環として実施させて頂きました。
スーツを作る現場ですから、普段は、光が当たらないのですが、実に興味深くハイレベルな工程が沢山あります。
職人の手技を見て頂くことで、ファイブワン社内でも職人に対する意識向上につながり、お客様にも手間暇かけてこそ仕立てることのできる風合いや着心地について、より深く理解して頂くことが出来たと思います。
自分のサイズにピッタリ合ったオーダーメイドのスーツは、袖を通した時の着心地の良さを感じていたくことが重要ですが、服地の品質の良さから出る自然でエレガントな風合いも見栄えに大きく影響しており、素材選びから縫製技術まで工場に蓄積されたノウハウは多岐にわたります。
シンプルに最高のオーダースーツを着て頂きたいという理想を追求して生まれた、新型のオーダースーツ専用型紙が、4年に一度のフルモデルチェンジ致しましたので、今回の見学会では、展示会も併設させて頂きました。
ブランドやセレクトショップの方がファクトリーを見学されることは多いのですが、お客様に見学して頂くのは初めての試みでした。
沢山の方に御応募いただき、大阪府枚方市まで足を運んで頂き、本当に有難う御座いました。
−見学会での参加者からのご意見・ご質問−
■「若い職人さんが多いですね、技術継承の研修会などはどのように実施していますか?」
⇒年間の研修スケジュールを策定して新人中心に丸縫い研修会を実施しております。自分の好きな仕様で型紙から作成していくプログラムで、ベテランの職人が協力し、若手に教えていきます。
■「総煉瓦造りの平屋建ての社屋に歴史を感じました。」
⇒最盛期には36社あった縫製工場が、現在は4社となりました。我々は、時代の転換時に、大量生産型のファクトリーではなく、ハンドワーク主体で、1着にかける工程数の多いファクトリーを目指すことを選択しました。
今後とも、歴史に恥じないモノ作りをしてまいります。
■「床に桜の木を使用していて柔らかくて歩きやすかった。工場っぽくない」
⇒1日中立ち仕事をする職人さんたちのことを考えて無垢材を使用しています。
■「ファイブワン鳥取工場でパーツを作り、ファイブワン枚方工場で組み立てるという分業は、今後も続けるか?」
⇒国内縫製工場として生き残るためには、様々な努力が必要ですが、やはり職人の技術を継承することが大変重要です。その地域の得意分野である縫製技術を生かすためにも安定した雇用を確保し、分業を継続しながら、自社縫製にこだわったものづくりをしていきます。
■「国産に高品質な生地があるのに、ファイブワン直営店舗で取扱いしない理由は?」
⇒大変難しい質問ですが、高級ブランドのOEMを手掛ける縫製工場として発展してきた経緯から、一部の生産枠を使用してファイブワン直営店舗は銀座・大阪・神戸でファクトリーブランドとして営業させて頂いております。規模も小さく国産の高級素材をオリジナルで展開できるまでのロットではない為に、現在は取扱いをしておりませんが、世界的に品質に定評のある生地素材を多く集めたオリジナルバンチを展開することで、お客様からは生地素材のセレクトにもご好評を頂いております。
「ファイブワン直営店舗は今後拡大されますか?」
⇒ファクトリーブランドとして手間暇を惜しまないモノ作りを継続する為には、安定した経営基盤が重要です。直営という形をとらずに、地方に2000店以上はあるといわれる個人テーラー様から信頼を頂き、地元のテーラー×ファイブワン○○店というコラボレーションで地域ナンバーワンのオーダースーツショップを開拓していきたいと考えております。
工場見学会の開催には、船場適塾の皆様に御協力頂き誠に有難う御座いました。
船場適塾は、繊維産業を通じて関西から日本を元気にするという取り組をされている団体です。
皆様こんにちは。
ファイブワンの中吉です。
突然ですが、今年はベストが豊作の年かもしれません。
カジュアルから、ビジネスまで
様々なブランドやセレクトショップが、お洒落な生地を使って
提案しています。
しかし、以外に探してないものが、
ベーシックなニットベストです。
そもそもニットベストはスーツ好きからすると
デイリーに着回せるし、寒暖差のある季節などには
かなり重宝するアイテムなんです。
スーツと色を合わせればスリーピースに見えますし
もちろんニットですから、温かいんです。
でも、ほとんどのメーカーがカジュアル使いに開発しているので
スーツスタイルに合わせても、体育の先生的な感じになってしまったりします。笑
そこでファイブワンのオーダースーツのノウハウを活かして
スーツスタイルに合うニットベストを目指して
国内のニットメーカーにお願いしました。
仕様は至ってベーシックです。
完全にスリーピースですね。
このベージュは最高にかっこいいですね!
お持ちのスーツやジャケットが格上げされます。
ハイゲージニットに本貝ボタンを使用、高級感があります。
ファイブワンではいい物をデイリーで着ていただける値頃感あるプライスを予定しております。
12月末には店頭にお出し出来るかと思います。
またご紹介させていただきます。
ファイブワン神戸店 中吉
こんにちは、ファイブワン銀座本店の矢澤です。
先日英国からホーランド&シェリー社のブライアン・グローブ氏が来店くださいました。
ホーランド&シェリーの2013SS新作コレクションの中に、注目の新素材がありましたので、いちはやくご紹介させていただきます。
2013SS/HOLLAND&SHERRY<TECHLANA>
ホーランド&シェリー <テクラナ>
◆Super120’s wool 70% Microfiber 30% <230g>
『テクラナ』とは全く新しいマイクロファイバーで、ウルトラマイクロファイバーと呼ばれる1本の糸が髪の毛の100分の1程の太さの極細繊維です。
この素材最大の特徴は『圧倒的に皺にならない』ということです。
70%のスーパー120‘Sウールと混紡することにより、スーパー160や180のウールに匹敵する柔らかさをもち、滑りもあります。
従来からあるような機能性素材特有の、硬い肌触りや安っぽい光沢は全くありません。
しかも特殊な加工により湿度と温度の調節が(天然素材に比べ)優れていて、汚れも落ちやすいのだそうです。
今回写真のグレー地でオーダースーツを仕立てて、そのクオリティを検証し、またブログにてご紹介させて頂きます。
店頭への入荷は年明け2月頃の予定です。
ファイブワン銀座本店
矢澤
皆様こんにちは。ファイブワンの中吉です。
今季からファイブワンで展開しているオリジナルバンチブック。
その中の生地を少し紹介いたしましょう。
Dormeuil Amadeus
言わずと知れたラグジュアリーファブリックです。
程よい光沢と生地のハリコシが相まって素晴らしく仕立て栄えする生地です。
男の色気を醸し出す独特のグレーです。
ダークグレーとネイビーです。
グレンチェックにブルーの差し色が相まってありきたりなグレンチェックにほんのり遊び心が入ってます。
Dormeuil Ice
個人的に一番おススメの生地です。
ライトグレーというよりかは某ドイツ車を思わせる、高級感漂うエレガントはシルバーでしょうか。
3ピースで仕立てれば各パーツそれぞれを単品で使えちゃいます。
300グラム後半でコートでというよりかはジャケット感覚のコート。
もしくは
コート感覚で使うヘビージャケット用の生地です。
独特の素材感と光沢は決して既製服では見たことありません。
CANONICO
ライトサキソニーです。
フラノだと重すぎるという方や
冬なんで少し素材感のあるスーツを着たいという方には打って付けの生地です。
もしかすると、これから冬のオーダースーツのスタンダード生地かもしれませんね。
冬物オーダースーツをご検討の方は是非参考にしてください。
ファイブワン神戸店 中吉
皆様こんにちは、ファイブワンの中吉です。
ファイブワンはこれまで、ファクトリーブランドとして、価格以上の価値ある高級スーツを提供してまいりました。
そして今季より更に商品の幅を広げて
ファイブワンのオーダースーツに見合うオリジナルアイテムをご提供しています。
FIVEONE dress shirt
エレガントな襟のフロントデザイン
そして、最高級の縫製と上質な生地を使用しているにもかかわらず、デイリーでご着用頂けるお手頃プライスです。
Oxford White &Saxe blue ¥9800(税込)
Broad White THOMASMASON(トーマスメイソン)¥12800(税込)
サイズ37,38,39,40,41,42,43
ファイブワン直営店にて販売中です。
オーダースーツとご一緒に是非店頭でご覧下さい。
中吉