ボンド・スーツとモッズ・スーツ②
銀座店 泉です。
では、前回のつづきを。
二度の世界大戦が終わり、外交が正常化しつつある欧米諸国の文化は、
それぞれに輸出入されるようになることは前回にも書きました。
ジェームス・ボンドの話の前に、私のルーツの1つでもある「MODS」の話を。
「スウィンギン・ロンドン」の花咲く1960年代イングランドでは、アメリカと同じくして
ユースカルチャーが数多く生まれました。その最重要ともいえる1つが「MODS」です。
「MODS」とはなにか、と言われると、「MOD is “ATTITUDE”」というのが私の答えですが、
彼らのアイコンがモッズスーツであることは否定できません。
こうしたモッズ・ルックのバンドが、ビートルズをはじめ数多く生まれました。
下の写真はバンドSmallFacesの面々。
さて、ようやく本題に入りますが、このスーツ。
ジェームズ・ボンドのそれに非常に近いものを感じないでしょうか。
私は偶然ではないように思います。
007第一作「ドクター・ノオ」の公開が1,962年。
モッズ・カルチャーの興りもちょうどそのころです。
モッズ・スーツにしても、コンジット・カットにしても、
当時こういった新しいスーチング・スタイルが1つの流れとしてあったのではないか、
と思うのです。
では、その源流はいったいどこにあるのでしょうか。
というところでまた、次回に続けたいと思います。
銀座店 泉
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