馬一頭からから採れるコードバンはごくわずかで、希少価値が高く、牛革の何倍もの強度があり、キメの細かさと強度に優れることから、革のダイヤモンドともよばれています。
均一に整然と並んだキメの細かな繊維が特徴で、裏側の表面を磨き光沢を出している為、水分などで浮きが出る可能性がある、繊細な革です。
革の表面にウレタン加工によりエナメル質を形成した表皮は光沢と美しさに優れ、耐水性が高いことから、エナメルレザーは、高級素材として使用されています。
繊維組織が均一で見た目に美しく強度と耐久性に優れた素材。
生後半年程度のカーフよりもやや厚手で強度が強い素材は靴の素材として最も優れているといわれています。
エンボスレザーや、スタンプレザーとも呼ばれ、型版を専用プレスで加熱処理することで、革にパターンを押し付けることで完成します。表面の強度が増しキズに強い加工としても
知られており、様々な表情をもたらします。
シュリンク(シボ)やスコッチグレイン(石目)が有名です。
スエードとは異なり、革の表をサンドペーパーで起毛させた革。毛羽が短くきめ細かいビロードのような触感による仕上がりが特徴です。
生後6か月以内に去勢した後に2年以上経過したものの革。
厚みが比較的均一で頑強な革として革底などにも使用されます。
革の肉内側面をサンドぺーパーで毛羽立たせた革。
起毛させた革の総称をスエードと呼びます。
ベロアはスエードよりも表面が粗く毛足が長い仕上がりの革。
厳密に言うと、毛足の長い仕上がりをベロアレザー、毛足の短い仕上がりをスエードレザーと呼びます。
最上級クラスの素材として、美しさは鏡面のように滑らかで光沢があります。
フランスのアノネイ社は、老舗靴ブランドに革を納品している事でも有名。
日本では、高級革素材の代名詞として「アノネイ」が使用されています。
イタリア伝統の技法で植物から抽出したタンニン成分でなめした革。
牛皮はなめしという方法で【革】になり靴となります。それは自然界の産物によるリサイクルの原理にも有効です。
自然のもので仕立てられた革なので、革本来の雰囲気があり、
ビンテージ感のある風合いを長く楽しんで頂けます。
日本の伝統的な技法である【草木染】は、神社仏閣用衣裳の染めに用いられる日本独自の文化であり、その技法により革をなめす工程を独自に開発。IL PULEDROの工房で、神座健次が自身で一点一点、染上げます。
日本古来の植物を煮だし抽出する染料から染め上げ、
鉄や銅などの金属で媒染を行い、発色と色の定着をさせた革。
・黄金花 黄
・くちなし 青
・丹殻 うす茶
・蘇芳 紫
・矢車玉 黒
他にも、様々な植物をブレンドすることで十二単の色を提案。
靴の中敷き