【生地紹介】Maison Hellard「Jardin D’hiver 」|FIVEONE大阪本店
こんにちは
本日は12月20日。
あと10日ちょっとで来年かと思うと本当に一年はあっという間ですね。
さて、これからもっと寒くなる時期ではありますが、
我々スーツ業界としては春夏の生地が入荷してきて
「暖かくなってから」を考え出す時期となっております。
そんなこといったって寒すぎて春夏の装いのイメージなんて
わかないという方も多いでしょう。
しかし暖かくなるのを待ってからの仕立てでは着用期間が短くなってしまうのが悩ましい所です。
これと同じような問題が真夏にも起きておりまして、
8月頃に新しい生地が入り始めてもやっぱり秋冬のイメージなんてがわきにくいのです。
そんな残暑が厳しい時期に私がおススメしているのが
いわゆるサマーツイードというやつで、夏に着ていても暑すぎないし、
涼しくなり始めてくる時期に着てても違和感がない、
それでいて無難過ぎない絶妙な塩梅が素晴らしいと思っております。
ではこのサマーツイードがもう少しだけ厚みをもってくれて、
冬場にガンガン着られるし暖かくなり始めた時期に着ていても
暑苦しくないというバランスになってくれるとこれまた大変使い勝手がよいわけです。
でもそんな都合のいい生地が…あったんです。
というわけで本日はリネン界の新星、
メゾンエラールのJardin D’hiver(ジャルダン ディビエール)をご紹介致します。
Jardin D’hiver、冬の庭園といった所でしょうか。
カシミヤ45%・リネン40%・シルク15%で、
360g/mの3PLYカルゼが4マークのご用意となっております。
軽やかなのに深みと優雅を備え、クタっとしつつもフワっとしつつ、
鈍い光沢感が大変上品なコレクションです。
メゾンエラールらしくやはりカラーも世界観満点。
Miroir d’eau 水鏡
Bois du soir 宵の森
Fleur de givre 氷の花
Mousse errante さまよう苔 ※これだけしっくりくる翻訳がわかりませんでした(笑)
どれもとにかく発色がよく、シンプルながらなかなか出会えない「ちょうどよい」色味です。
本当にハズレ無し。私は全色仕立てたいです。
こういうシンプルな生地のジャケットはあまり何着もつくるものではないかと思いますので、
せっかくだしとことん良いモノを!という方は是非店頭で生地に触れてみて下さいね。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
ファイブワン大阪本店 中村
<各種お問合せ>
06-6136-6169 ファイブワン大阪本店
092-406-3235 ファイブワン福岡店
この投稿をInstagramで見る