シン・オープンカラーシャツ
銀座店の深澤です。
夏の気候を楽しむシャツについては麻を筆頭にした素材のご提案に並び、
形としてもカプリシャツなどをご用意をしてきました。
紳士服として私は十分なバリエーションだと思っていますが、
お仕立てしている洋服を(特に背広を)もっと広く、色々な角度から楽しめるシャツはないだろうか、
という事で新しくオープンカラーのシャツの受注を開始いたしました。
一見に如かずということで。
弊社のオーダーシャツは1社にお願いしているのですが、
同じシャツメーカーさんにこちらも製作もお願いすることになります。
どちらかというとドレスシャツとして美しくつくる事が彼らの日常にあるだろう中で、
ある種の雑さを楽しむものづくりをお願いしました。
寝かせるとカットソーのようなパターンに見えるほどの簡素な型。
ウエストの絞りはほとんどありません。
単体の写真ではわかりづらいのですが着丈は非常に短いです。
水を通していないのでエリがガチガチですが、サンプルからは芯の変更を含めずっと柔らかくなります。
アジャスターと呼ぶほどではないほどのシンプルなアジャスターが脇につきます。
どちらで留めても良し、留めなくても良し、必要というわけでもないです。
参考にしていたのは、所有していた1950~60年頃のシャツ。
5年ほど前に公開になった映画「グリーンブック」の中でも、エリの形は違いますが似たスタイルのシャツを着ていました。
装いもとっても格好良いですが、服とは関係なく好きな映画です。
こちらの映画以外でも、股上の深いトラウザーズに合わせ、タンクトップを着て、ネックレスをする。
またはその上からジャケットを着る。襟も出す。
そんなスタイルで着られていた過去があるようで、着ている人間のキャラクターを含めて、すこしやんちゃな印象を感じます。
私もMサイズを着てみました。
参考までに身長177㎝体重68kg胸囲94㎝です。
和やかな顔は練習中です。
背広の中に着て頂いて気取った着方も楽しいですし、
前を空ける羽織物として、カンカン帽も素敵です。
他の形のシャツほどのサイズ展開は無いのですが、まずはS・M・Lの3つのサイズをご用意しました。
襟の形や半袖のデザインを含めて概ねはカラーオーダーになりますが、
多少の調整はできますのでスタッフにご相談ください。
ご検討頂いた皆様にはご不便をおかけいたしますが、まだ全店にサンプルのご用意がございません。
ご来店日時に1週間を目安に余裕をお持ちください。
【デザインオプション +¥3,300】
06-6136-6169 ファイブワン大阪本店
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