秋めいた空気になりいよいよスーツの出番という方も多いのではないでしょうか。久々にジャケットを着ると、サイズが合わなかったり、形が古く感じたり、新たにスーツを買いたくなる理由の一つですね。改めて、スーツ選びはどのようにしたらいいのか。なんてことを考えてみました。

まずは、オーダーに限らず、着用した時に肩回りや腕が動かしやすく、胸の収まりが良い。これに尽きると思います。私の場合ですが、オーダーの際にジャケットは上胴を含む胸から上のサイズ感をまず初めにご確認いただくようお話を差し上げています。着やすいスーツとは首から肩にかけて負担の少ない感覚だと思います。中胴や着丈などその他のサイズ感、皴、全体のバランス感はオーダーの場合とりあえず後回しです。
また、体型や好みにより着やすさ重視か見た目重視なのかが分かれるポイントでもあります。人それぞれのポイントがあると思いますので、スタッフと相談しながらゲージ服を着比べてみてください。

このことはパターンオーダーであればどれも同じ考え方だと思います。ではなぜ数あるパターンオーダーの中でもFIVEONEが支持されるのか。それは着用した時の軽さを感じることができるからだと思います。私自身、FIVEONEのジャケットを初めて試着した際、その軽さと柔らかさに驚きました。サイズが大きいのではないかと思ったぐらいですが、それは適正サイズでした。

ではなぜ軽く感じるのか。それは①アイロンワークによる立体的な服作りが行われている。②使われている芯地やパットなどの副資材にこだわっている。③パターンが優れている。④そのパターンから生まれる服を作り上げる技術を持った職人がいる。ことが挙げられます。どれか一つでも欠けたらこの着心地は生まれていないと思います。

最近、YouTubeに最新の動画として袖付けの様子がアップされております。

何かのきっかけでFIVEONEを知っていただけ、FIVEONEのスーツにご興味を持たれましたら、是非ゲージ服をご試着されてみてください。例え今購入する予定が無く将来欲しいなと思っていてもです。興味があり、どのような感じなのかを体感する機会を自分で奪ってしまうことほど勿体ないことはありません。喜んでご案内差し上げます。

スーツ選びのご参考になりましたら幸いです。

福岡店
吉住