ハイクオリティオプション
皆様こんにちは。
ファイブワンの中吉です。
昨日、今日と関西地方は寒波も緩み、少しづつですが春に近づいていると感じられます。
店頭はすでに春真っ盛りになっておりますので、お気軽に店頭へお越しください。
そんな今日は昨シーズンの生地になりますが、ファイブワンが誇る最高級縫製【ハイクオリティ】仕様のスーツの仕上がりサンプルをご紹介します。
昨年よりファイブワン直営店で取り組んでいたハイクオリティ縫製(手縫い)のスーツですが、その着用感私個人作成分のスーツを半年程度着込んだリアルな感想など、紹介できればと思います。
〇感想1 (立体感、着心地)
このハイクオリティ縫製の特徴は着心地や立体感を最大限高めるために、通常の工程より手作業をさらに増やしています。(イタリアのサルトリアの縫製技術を踏襲しています)
主に衿付け・袖付け・前身、後身のくせ取りです。
このハンド処理により、前肩の当り、衿の収まり、がさらに、体に馴染む感覚が体感できます。
そして、袖の立体感もより一枚の布が筒へ変化しています。
また、前身胸回り、後身の肩甲骨付近へのくせ取りで、胸板と背中のS字曲線が強調され、自分がたくましくなったかのように感じられます。
決してタイトフィットではないのですが、胸回り~ウエストのシェイプの曲線のカーブが美しくなり、レディースゲージでいうボディコンシャスな見え方に感じます。
〇感想2 (着馴染み)
気馴染みも通常のファイブワン縫製よりもより良いと思います。
※あくまで個人の感想なので、言い切ってはおりません。
写真で見て頂くとゴージラインにパターン上でカーブは入っていないのですが、手まつりのゴージゆえ着馴染んだ結果、美しいカーブが入っております。
ただ、もう少しハイクオリティ仕様の雰囲気を出すために、クラシックな型紙で襟幅も強調すればよかったと、少し後悔もしています。。。
〇感想3 (生地との相性)
今回はカノニコの360gのスーパービオで作成しました。
着用感は生地の重さを感じられないほど軽く、これくらいヘビーウエイトの生地のほうが体感としては、より良く感じられると思います。
また、立体感もより強調されたので300g半ばの以上生地がこの縫製方法と相性がよさそうです。
逆に夏物の230g程度の軽量に平織り生地などはハイクオリティ縫製の恩恵が少なくなると想像できます。
そのあたりは今後のスタッフの仕上がりレビューでもお伝えさせて頂ければと思います。
ですので、まずは素材(生地)から選んで頂いて、それに相性の良い調理方法(縫製)を相談しながら、最高の料理(スーツ)へと仕上げる、ビスポーク本来の楽しみかたを体験頂けます。
是非お気軽にお問い合わせくださいませ。
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