Youtube配信のお陰もあり年々認知度が向上し、ご注文が増えているオプションがハイクオリティ仕様です。それは「本衿掛け」「袖付けハンド」と呼ばれ、ジャケットの着心地に大きく左右する上衿の取り付けと袖の取り付けを完全に手作業で行う工程となります。
私自身もこのハイクオリティ仕様でオーダーしたことがございます。着用した個人的感想は、上衿から身頃にかけて一枚の布になったかのように首後の上衿縫い付け位置がストレスなく軽い着心地です。また、見た目も襟の登りに違いを感じます。

こちらが福岡店でサンプルとしてご用意しているものです。

トルソーに着せ付け、同じサイズのゲージと見た目を比べてみました。

トルソーのネックに対してピタッと吸い付くように曲線的に衿が登って収まっています。一方同じサイズのゲージは正面から見比べた時に襟の登り具合に差が感じられますが、こちらも良い収まり具合です。

今度は実際に着用してみました。

サンプルサイズは50。私が普段48を着用することが多いので少し大きめです。トルソーに着せ付けた時と同様に衿の吸い付きが良く、曲線的に登っているのがお分かりいただけるかと思います。それに対して同じサイズのゲージは直線的な襟の登りです。

ノーマル仕様でも十分に着心地の良い仕立てですが、ハイクオリティ仕様はまた一段上の着心地です。見た目の違いもありますが、この仕様の良さは体感した方にしか分からないものかもしれません。福岡店ではこのハイクオリティ仕様サンプルジャケットをサイズ46と50をご用意しております。ご遠慮なくご試着ください。

Youtubeでハイクオリティ仕様を解説しています。

また、こちらの動画も興味をそそる内容ですので、是非ご覧ください。

ハイクオリティ仕様の魅力が伝わり、ご注文のご参考になりましたら幸いです。

福岡店

吉住