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礼服作れます|FIVEONE福岡店

新規のお客様、顧客様に限らず、「冠婚葬祭用の礼服(ブラックスーツ)を作れますか?」というお問い合わせをいただきます。もちろん作れます!!!ということで、今回は礼服についてご案内致します。

礼服とビジネス用のスーツの違いは何か。意外と知らない方も多いのではないかと思います。着ても年に1~2回着るぐらいの礼服のことを知らなくて当然かと思います。ですがフォーマルにはしっかりとルールが存在します。タキシードなんかは分かりやすいですよね。そのルールを知らないじゃ済まないことがあるかもしれません。私自身も親族や友人知人の結婚式、お葬式で礼服を着用してきましたが、これ大丈夫?といった方を何度か見かけたことがあります。事を荒立てても野暮だなと思うので、その方には何も言いませんが、良い印象はもちろんありません。特に年齢を重ねてきた際に、一つのルールも守れないのは大人としてどうなのかな?と思ってしまうのです。こういったことも礼服のルールが伝わらない一つの要因かもしれませんね。周りの方が注意してあげる。また、大人が子供へ伝えていくということが大切な気がします。

ちょっと話がそれましたが、簡単なポイントをお伝えしていきます。
まず、デザインについては、飾りを省いた簡素な服が求められます。例えば、ジャケットはノーベント、ステッチ無し、袖釦は重ねない。パンツの裾口はシングル。といったところです。お葬式の場面でお洒落は求めないですよね。お相手様に配慮した服装が求められるということです。
サイズ感については極端にタイトであったり、ルーズでない常識的なサイズ感であれば問題ありません。

そして、生地について。礼服にはそれ専用の生地があります。ビジネス用とどこが違うのか見ていきましょう。

左の生地の方が色濃く見えるのがお分かりいただけると思います。左が礼服用のブラック。右がビジネス用のブラックです。深色加工を施し、より黒を引き立ているのが礼服用のブラックなのです。お客様の中にはビジネス用も兼ねたいということで右の生地でお作りされる方もいらっしゃいます。濃いブラックの服を着用された方々の中に混ざると、ご自身の礼服の色の薄さが気になるのは間違いありません。冠婚葬祭それ専用をお求めであれば左のような生地をお勧め致します。

礼服用の生地の中には春夏向けや秋冬向けの生地があります。

上が春夏向け、下が秋冬もしくはオールシーズン的な生地です。見ただけでは分かりませんね(笑)。生地の織り方の違いです。春夏用は平織、秋冬用は綾織となります。

より質感の良い生地をお求めのお客様には、ゼニアの生地もご用意しております。

私自身の考えですが、このようなルールのある礼服について、なにも右向け右ばかりを求めているのではありません。まずは知っていただくことがとても大切かと思っています。というのも、知らずに恥をかくのは避けたいですし、その方にあった着用の仕方や場面があると思うからです。。ご理解をいただいたうえで、どれがご自身やお相手様にとって失礼のない着方になるのかを考えるのであれば、多少のアレンジも許されるのではないかと思います。
そのためにはまずは我々にご相談を。

冠婚葬祭用の礼服の他に、タキシードやディレクターズスーツもご用意可能です。モーニングや燕尾服についてはご用意不可となりますのでご注意くださいませ。

是非、ご相談をお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

福岡店
店長 吉住

 

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