こんにちは

昨日6月11日は入梅でございます。
西関東の方言では、梅雨の季節全体を「入梅」と呼び、
「梅雨入りする」は「入梅に入る」と言うそうです。
「頭痛が痛い」みたいなむずがゆい表現ですが、これで間違いではないみたいです。

こういう雑節の表現は使われなくなって久しいですし、
たまにいうとしても「節分」と「彼岸」くらいでしょうか。
とはいえ季節の移り変りを楽しむ感性まで失ってしまうのは悲しいものですので、
今後とも折に触れてこういった言葉が失われないよう
自分だけでも使っていきたいと思う今日この頃です。

さて、”忘れてほしくない”ということで本日は久々に
オーダーシューズのお話を致します。

本日は最近人気が出てきている「セミブローグ」のご案内です。

どんなシーンでも礼を逸することなく履ける
「黒の内羽根ストレートチップ」を持った方が
次興味が出てくるのがセミブローグではないかと思います。

内羽根の上品さと装飾からくる色気が程よいバランスで、
ビジネスでも履けるオシャレ靴という感じが致します。

「パーフォレーション」「ピンキング」「メダリオン」で装飾されつつ
ウイングチップだとフルブローグ、
飾り付きのストレートチップ（パンチドキャップトゥ）であれば
セミブローグであるという定義が一般的かと思いますが、
厳密には「内羽根である」ということも要素の一つになります。

あくまで野外活動用の外羽根の靴をメダリオン等で装飾するというのは、
内羽根のセミブローグやフルブローグが生まれてから歴史的な差があり、
同じくくりとは言えないのです。
とはいえ昨今は定義があいまいになっている部分ですので、
「外羽根のフルブローグ」という表現を見てもあまり
心を乱さないようにしましょう。

アッパーに装飾を入れた分あとはシンプルに仕上げよう、
せっかくだしカントリー感が増すような要素を追加しよう等と
デティールで遊べるのもオーダーシューズの楽しみです。

暑くてスーツ気分になれないという方は、
是非シューズを見にファイブワンに遊びにいらして下さいね。

 

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