プレーントゥを一足
こんにちは。
銀座店の米山です。
さて、コロナ禍もあいまって急速に進むビジネスカジュアル。
最近めっきり着る機会の多くなったであろうジャケパンスタイル。
これまでスーツを着ることが多かった方はそのコーディネートに苦戦しているのではないでしょうか。
なにはともあれ、迷うのは靴ではないか。
そう思うわけです。
つまりは、「どんな靴でいい感じになるのか…?」と思うのです。
そこで今回はジャケパンに使える靴として買い足すならばこの1足というのをご紹介します。
内羽根と外羽根
靴の紹介の前に、靴には内羽根と外羽根の2種類があります。(ローファーなんかは置いておきます)
一般的に外羽根に比べ内羽根はフォーマルなものです。
靴屋さんでスーツに合わせる靴を探しているといった場合、恐らく店員さんは内羽根の靴を勧めるでしょう。
さあ、そこで「買い足す1足」ですが、
ズバリ
外羽根プレーントゥです。
外羽根プレーントゥって
もともとはヨーロッパにあった王国の歩兵用シューズが起源と言われています。
しかし有名なのはアメリカにわたってからのことでしょう。
アメリカでは1930年代から郵便局員や海軍士官の靴として使われており、サービスシューズという名で今でも古着ファンなどに根強い人気を誇ります。
その後アメリカンスーツスタイルとしてスーツに合わせるコーディネートが流行したことで、その知名度は急上昇し、今でもスーツに合う外羽根シューズとして知られています。
使い勝手も◎
スーツスタイルやジャケパンはもちろんのこと、オフのジーンズやチノにも使えるプレーントゥ。
幅の広さはミリタリー由来というのが大きな一因なのです。
内羽根がスーツにはベスト!
と叫ばれていますが、この時勢、少しラフくらいが時代感に合っているというものです。
コロナ禍を機にジャケパンデビューした方には是非、プレーントゥーも併せて挑戦して頂きたいです。
コーディネートの幅も広がり、ほんの少しでもウィークデーが楽しくなること請け合いです。
こういったシンプルな靴で大切なのは、素材とサイズ感。
というわけで、最初のプレーントゥはぜひIL PULEDROのパターンオーダーでどうぞ。