秋冬に履きたい王道シューズ
皆様こんにちは。
銀座店の米山です。
朝の布団の求心力ならぬ求身力が力を増す晩秋の日本列島ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
気づけば今年も残すところひと月あまり。
光陰矢の如しとはよく言ったものだなぁと感じている次第です。
さて、今回は志向を変えて秋冬に活躍しますブーツ、チャッカブーツをご紹介。
ドレスブーツの王様、チャッカブーツ
チャッカブーツとは踝を完全に覆う高さに2~3対のハト目の紐穴がついたラウンドトゥが特徴の革靴です。
通常はスエードでつくられることが多く、また、使用するアッパーのパーツの少なさから一般的なレースアップシューズに比べ柔軟な履き心地というのも大きな特徴です。
今でこそ名の知れたチャッカブーツは、ポロ競技での靴がルーツと言われています。
そして当時、世の男性のファッションアイコン的な存在だったウィンザー公が履いていたことから、広く知られるようになります。
革靴の中ではカジュアルな分類のチャッカブーツですが、
ドレス過ぎず、カジュアル過ぎない。
この絶妙なバランスが、今でも多くの人に親しまれている理由なのかもしれません。
IL PULEDROのチャッカブーツ
当店のパターンオーダーシューズは、イタリアで修業した職人に木型をおこしてもらったものです。
アメリカのものだと少々ごつくなりやすいチャッカブーツも、イタリアのエッセンスが加わることでとても洗練されたスマートな印象になっております。
深めの丈も相まって、とても温かみのある見た目なので、秋冬物とのバランスは非常にいいです。
特にツイードジャケットや目付の重いフランネルなんかはとてもマッチします。
もともとスポーツ用シューズ、そしてポロ競技にルーツ有りという事で、最近じわじわ人気の出ているポロコートとの相性も抜群です。
いつもの革靴と少し変えた、秋冬らしいチャッカブーツ、持っていて損はさせません。