靴を育てていきましょう
こんにちは
大坂は本日も酷暑です。
ここまで暑いとジャケットを着てられる方は殆どおられません…。
そんな時だからこそ、最後の意地で美意識を表現できるのが足元だと思います。
というわけで本日は靴磨きのお話です。
靴磨きというと映画などで貧しい少年達が生活の為路上でに無理矢理働かされているようなシーンを
思い浮かべる方もおられるかもしれませんが、
最近では技術もどんどん進歩しており、素人には出来ないような特殊な方法が生み出され、
「靴磨き専門店」なんかも沢山できております。
私もよく勉強の意味もあって専門店の方のお世話になっております。
ただ、毎回こういったお店に出すのは正直言って手間もコストがかかり過ぎます。
だからといって何カ月かに一回磨き屋さんに出してあとは
全くケアをしない…というような靴との付き合い方では、
どうしてもダメージで劣化してしまいます。
その為、もしこれまで何もしてこなかったという方は、
是非面倒にならない範囲で、少しでも靴のメンテナンスをして頂ければと思います。
良い人生を送っている人が年を取るほどに味わいが出てくるのと同じで、
靴もきっちりケアをしていけば履き始めより時間がたってからのほうが
履き心地も履き心地も良くなりますし味も出てきます。
これは靴磨きの職人さんに教えて頂いたのですが、
とりあえず靴磨きが習慣になるまでは、
①毛先の柔らかいブラシ(馬毛等)で埃をとる
②少量のクリームを毛先のしっかりしたブラシ(豚毛等)で広げて浸透させる
という2点をして頂ければまずは十分なのだそうです。
「最低限ワックスが表面にある状態を維持することがまず大事。
ワックスが表面にあれば擦過・太陽光による退色・汚れ等から靴を守ってくれるバリアとなり、
環境が皮革に与える影響を小さくしてくれる」とのことです。
細かく言うと、「磨くときは前のクリームを落とすための専用クリーナーを使うべき」とか、
「仕上げ用にもヤギ毛等のやわらかい毛質のブラシを使うべき」だとかいろいろとあるのですが、
いきなりいろいろやろうとすると面倒くさくなってやりたくなくなります。
まずはできる範囲で手をかけてあげれば、靴はきっとかっこよく育ってくれます。
今日も話が長くなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
靴のケアの件でご不明な点がございましたら是非お店まで相談にいらしてください。
少し前のブログでもご紹介しておりますが、ファイブワンでは靴のケア用品も扱っておりますので
しっかりご説明、ご提案させて頂きます。
大阪本店 中村
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