1足は持っておきたい、モンクストラップシューズ
みなさまこんにちは。
銀座店の米山です。
激暑もひと段落し、日が暮れれば幾分か過ごしやすい日が増えてきましたね。
私は写真が趣味でもあるので、早く秋景色にならないかとソワソワする日々です。
ところで、モンクストラップシューズは皆さまお持ちでしょうか。
ビジネスシーンでは概ね使用することが出来る数少ない紐の無い革靴ですが、
紐靴で過ごしてきたビジネスマンには少々手が出しづらい、もしくはよく分からない方もいらっしゃることと思います。
というわけで秋は関係ありませんが今回はモンクストラップシューズについて書いていくことにします。
シングルとダブル
モンクストラップにはバックルが1つの「シングルモンク」と2つの「ダブルモンク」があります。
モンクストラップシューズはとても精悍な顔つきをしているので、ビジネスシーンでも愛用者は多く、当店では特にダブルモンクの人気が高い傾向にあります。
その歴史は古く…
割と最近のイメージが強い方もおられると思いますが、実はその歴史はなんと15世紀まで遡ります。
15世紀は西暦でいうと1401年~1500年ですから、日本では応仁の乱とともに戦国時代が始まった時期です。
話しは戻り、モンク(Monk)という名の通り、元は修道士の履いていたサンダルが原型と言われていますが、タウンシューズとして流行し始めたのは1930年代と言われています。
当初は底材は天然ゴムを使用したクレープソールのスポーティーな印象だったようです。
その後アメリカでドレスシューズとして広まりました。
この時点ではまだシングルモンクが主でしたが、かの有名な英国のウィンザー公が作らせたのがダブルモンクだったのはよく言われる話しですね。
日本では2007年頃から知られるようになり、やがて世界的なブームになります。
モンクストラップシューズ、その魅力とは
なんといってもこの靴の魅力はその個性的な佇まいでいながらとても精悍な様でしょう。
ストラップの形状も多種多様。
そしてトゥーのデザインによっても全く別の雰囲気になります。
自分好みを探すのも楽しい革靴なのです。
また、スーツを引き締める使い方も、アクセントにする使い方もできる万能な革靴ですから複数ほしくなってしまいます…
「そういえば普段は紐靴ばかりだな」と思ったそこのあなた、是非1足、ワードローブに加えてみて下さい。
IL PULEDROではシングルモンクもダブルモンクもご注文いただけます。
無骨でいて何処かドレッシーな雰囲気を併せ持ついい表情をしています。
サンプルもございますので、ぜひ手に取ってご覧くださいませ。
サイズが合う方はもちろん実際に着用して頂けますよ。