Model：RJSFサファリジャケット

FIVEONE香港店より、
最近、日本と香港を往来して感じる暑さの質の違い。
夏の猛暑は年々エスカレートしているように感じる日本。
実は、香港に住んで仕事をしていると感じるのは、日本の方が厚いという事で、湿度の高い香港ですが、湿度管理をしっかりすれば朝晩は比較的涼しく過ごせます。
アジアのあるあるですが、ビルに入ると冷房が寒いので、アウターにジャケットを持ち歩く事が多いです。
たいていはスポーツジャケットや、ナイロン系のブルゾンをくるくるッと丸めて、カバンに入れている方が多いです。
旅行や出張でアジアの国に行く際は、アウターコートかジャケットを持っていると安心ですね。
今回お勧めしたいのは、ビジネスにも使えるサファリジャケットです。
海外ではスポーツジャケットとして、普段使いされていることが多くて、ジャケットの2着目、3着目にいかがでしょう。
Model：RJSFサファリジャケットの胸ポケットを無しにして、ラペルを3つボタン段返りの位置で返すことで、よりスポーティなジャケットにお仕立てする事もお奨めです。

香港店で出会った近藤氏、アパレル・テキスタイル関係のお仕事をされており、流石の着こなし。
生地素材は、近藤氏がおすすめする、ウルトラスエードです。天然皮革以上の存在感と風合いを持ち、超が付くほどの軽量で、洗濯可能な代替え素材です。
高級スポーツカーや高級バックに使用されている実績があり、最先端素材です。
写真は、香港在住の著名写真家のアンドリューによる作品です。

私が香港に在住してもうすぐ7年ですが、少し香港の話題を紹介します。
【香港での別れと出会い】
中国に進出する企業の多くは、香港に拠点があり、駐在員として2年～４年程度の期間を香港で過ごされる方が多いため、テーラーをしていると、その出会いと別れが毎年多く訪れるわけです。
赴任されて初期の頃に香港生活あるあるのお話をよくさせて頂くのですが、
“部屋を２～3日以上留守にして帰宅したら衣類や革靴にカビが生えていた”という話をよく聞きます。
私は、長時間連続運転可能な除湿器を設置しており、3日以上部屋を留守にする場合は、エアコンを25度の弱でONにして出かけます。
昨今のエアコンは、意外とつけたままでも1日の電気代は安くて、私の香港での電気代は、日本の半分程度だと思います。物価が高いと言われる香港ですが、実は公共交通や光熱費などは日本に比べても高くないです。
※住居の賃貸料は東京の2.5倍程度、外食費やスーパーにいたっては3倍程度ですので、生活コスト全体では、日本の2.75倍程度かかると思います。
2024年8月現在、香港島の１LDK（築15年未満）が家賃HK＄24,000-程度ですから日本円いすると約450,000円です。ラーメン1杯とかカフェでのランチがHK$100程度（約1,900円）です。
皆様、香港に駐在されて最初に実感するのが、物価が高いという現実です。

FIVOENE香港店では、香港に駐在されている方をお誘いして、食事会を開催しております。
幅広いお仕事の領域の方々がおられるので、異業種の方同氏で意気投合して、友達になる事も珍しくありません。
テーラーという職業には、出会いと別れというのがつきものなのかも知れません。

最後に、
FIVEONE香港店で初めて当店をお知り頂いたお客様が、日本でもFIVEONE店舗をご利用頂いている事が多く、末永くお付き合いできる事には大変ありがたく感じている次第でございます。

写真のジャケットを香港店にディスプレィしておりますので、お近くに来られた際は、是非お立ち寄りください。
FIVEONE香港店

FIVEONE Trading Company, Limited
FIVEONE Admiralty Centre Shop No.73,1/F,
Admiralty Centre, No.18 Harcourt Road, Admiralty, HONGKONG
MOBILE：+852 64664837（MORI)Office call:+852 23451651