こんにちは。
ファイブワン大阪本店 本間です。
今日はボタンホールについてです。
ボタンホールには
機械でつくるもの と 手でつくるもの(手穴かがり)があります。
見た目の特徴としましては
機械式は整っていて、頑丈そう、平たい
手穴かがりは、少し形に癖(味)がある、ボリュームがある
といったところがあげられます。
そもそも、
ボタンホールの役目というのは釦をしっかりホールドすることであり
また、壊れにくいのが一番重要かと思いますので、
機械式のボタンホールというのは
生産性の面から見ても間違いないと思います。
一方、
手穴かがりというのは
柔らかい着心地に直結する、袖付けなどに比べると
手で作るメリットというのはそんなにはなく
見た目や雰囲気の好みによるものが多いように思います。
ですので、
極力副資材を省いたアンコン仕立てや
生地雰囲気次第では
手穴かがりの方が、よりナポリ仕立てにみられるような
独特のオーラを狙って醸し出しことができますので
フロントカットのボタンホールのみ
手穴かがりも面白いかもしれません。
手穴かがり
機械式
手穴かがり 1つ ¥1.300+tax
こんにちは。
ファイブワン大阪本店 本間です。
本日は
ファイブワン オリジナルポケットチーフを紹介いたします。
シルク100% と シルク40% リネン60%
の2種類です。
無造作に胸ポケットに入れても様になるよう
サイズ感と生地の選定にごだわりました。
程良い光沢とハンドメイドで処理され、
マシンメイドにはない柔らかさが感じられます。
是非、ご来店の際にご確認ください。
Pocket Chief 4.900+taxより
こんにちは
大阪本店 本間です。
今日はスーツの縫い代の話です。
縫い代とは、洋服を縫う時に生地の強度を保つために残されている部分です。
少なすぎると耐久性がなくなりますし、
多すぎると邪魔になったり、シルエットに悪影響を及ぼします。
この縫い代ですが、
一般的には0.7から1cmが主流とされています。
例えば、大量生産の洋服はコストの削減や作業のシンプルさを求めて、この縫い代になっていると思われます。
これに対して、
私どもが生産しているスーツの中には
1着の中でも部分により、1cm、1.5cmそして2cmの縫い代が存在します。
よって、ある程度であれば寸法を大きくするというお直しが可能になります。
全てのパターン(型紙)ではないですが、具体例は
ジャケット前身頃の脇側に1.5cm 後身頃 背中中央に1.5cm (総裏の場合)
パンツ後身 内側に2cm といったところです。
これらの部分を見てみると、
直し易かったり、直しても目立ちにくい部分であるように思えます。
ほんの0.5cmや1cmの違いですが
オーダーメイドという商品ですので
先々の体型変化に合わせてお直しして長く使っていただけるよう
考えられております。